2007年4月 3日 (火) シロクロニシノ

子供の頃から工作や美術が好きだ。

積木に始まり、プラモデル、板とノコギリと釘とニスとボンドで何かを作ったり、焼き物や彫刻やイラスト・・その類。

中には得意じゃないものもあるが、そこに楽しさはある。だから好きだ。

しかし、その楽しささえも見出せないものが一つだけ・・

「着色」

僕は色が塗れない。

子供の頃からずっとそう。

塗り絵なんかは苦痛でしかたがなかった。

まったく楽しくない。

幼稚園で色鉛筆を持たされ、何度も泣きそうになった。

それでも塗り絵の時間があり、僕はしかたがないので黒の色鉛筆を持った。

そして楽しそうに色を塗っている友達を羨ましく思った。

今僕は毎日のように絵を描いているが、色のないものばかり。

番組セットだとか何だとか、発注を受けても白黒ばかり。

「あとはそちらで色を付けて下さい」が決まり文句。

絵画教室に通い油絵に挑戦するも、やはり苦痛。

結局、黒のペンを握っている始末。

僕が絵を描く時は、自分の頭に出てきたものをそのまま。

つまりは色がないのだと思う。

僕の頭の中の映像には元々、色がないのだ。

だから「色を付けろ」と言われても困る。

自分の描いた色のない作品を観ても、「何か足りないなぁ」と思ったことがない。

頭の中の映像の全てが描けているからだ。

そのうえで白黒。

色を観るのは好き。

皆と同じようにピーター・マックスの色なんかは楽しいと思える。

日テレのセットよりも、フジテレビやテレ朝のセットの色の方が楽しいと思える。その感覚はキチンと備わっている。

ただ僕自身は色を持っていない。

子供の頃からずっと。

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