2007年4月11日 (水) 嬉しい日

「はねるのトびら」は僕が20歳の時から。

右も左もわからないまま番組はスタート。

毎週金曜の昼に集合して、次の日の朝までコント作り。

土曜の朝にコントがまとまると、次は夜中までコント収録。

夜中に収録が終わると、次は日曜の朝まで反省会を兼ねた飲み会。

毎週日曜の朝に、皆ぶっ倒れていた。

たくさんネタを作って、たくさんクマを作った。

視聴率が初めて気になった。

2%いかない日も珍しくなかった。

そんなこともあって「誰も観ていないんじゃないか」と思っていた頃、

当時やっていた「ポセイドン」というコントを野外でやる事になった。

どこの馬の骨かもわからない若手がやっているド深夜番組のイベント。

お客の入りは期待していなかったが、フタを空ければ2000人が集まった。

「はねるのトびら」には熱狂的なファンがいた。

まもなく雑誌などで取り上げられるようになり、

次にお台場でやったイベントでは1万5000人もの人。番組で出したDVDは大ヒット。

ブームが起こっていた。

そんな矢先、番組が打ち切りとなった。

理由を説明されてもまったく理解できず、腹が立った。

しばらくの間、皆散り散りとなった。

そしてフラストレーションがいい感じに溜まっていた頃に番組が復活した。

そのフラストレーションはいい感じに爆発して、まもなく放送枠が上がった。

11時の番組となった「はねるのトびら」、調子は良く、すぐにゴールデンの話が来たが、皆渋った。

今まで観てくれていた視聴者とはあきらかに層が違う。

内容の大幅な変更を余儀なくされるであろうし、

「大幅な変更をしたところで、それは面白いのか?」皆、口々に言っていた。

視聴率を求められるのは目に見えていたし、そこで結果が出せなかったら今度こそ本当に番組が終わる。それが嫌だった。

しかし総合演出の近藤は「行こう」と言った。迷わず。

確かに攻めないといけないと思った。

今まで、ずっとそうしてきたからだ。

対象が子供になろうが、オバちゃんになろうが関係ない。

ストレスが溜まるのも覚悟、気持ちはガッチリ割りきれた。

そして今「はねるのトびら」はこうしてゴールデンやっている。

いろいろ思うところはあっても、どんな内容でも全力。

それがゴールデンの戦い方だと思う。

求められているものにも最近答えられるようになってきた。

なので少し好きなようにさせてもらった今回。

山本博による山本博の為の時間。

大物ゲストを挿むわけでもない、メンバー11人だけでのロケ。

「山本博」という爆発的に面白い芸人を中心に置いた企画。

深夜時代・・よくこんな放送をしていた。

あの時のノリを今日はゴールデンで日本中に流せた。

こんなに嬉しい日はない。

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