2007年6月20日 (水) 僕の特技

2021年2月22日

車を運転している。運転中、僕はいろんな事を考える。

「特技は何ですか」といった質問を受ける事しばしば。

先日の取材でもその質問をされた。

さて何だろうか?

いつも返答に困り、その場しのぎの答え。

いい機会なので考えてみる。

僕は足が速い。マラソンの事。

タレントにしてはビックリするくらい速いのだ。

そりゃ、プロのアスリートの方に比べればウンコみたいなもんだが、

いまだかつて芸能人には負けた事がない。

ならばそれが特技か?いや違うような気がする。

だって毎日10km走ってんねんもん。

それだけやれば、誰だって速くなるのでは?

「でも、それが特技というものなのだよ。西野クン」

と言われれば、そうなのかもしれないが、

毎日のジョギングを1週間でもサボれば簡単に遅くなるのである。

その瞬間に誰かに抜かれ、胸を張って「特技」と言えなくなるのだ。

僕の思う「特技」というのはそういった簡単に揺らぐようなものではなく、

「ルービックキューブが得意です」と言っちゃう人のように、

ここ最近触っていなかろうが絶対的な結果を生むものだ。

よって、「最近、走ってないから・・」で結果が出せなくなるようなマラソンを特技とは言いにくいのである。

他に何があるか?

よく言われるのが「絵、お上手ですよね」。

謙遜するわけではないが、とんでもない。

それで言えば、美大を目指している高校生の方が何倍も上手い。

僕には絵に関しての学がまったくないからだ。つまり技術がない。

ヘタクソではないが上手くもない。

褒めていただくとするならば、僕の頭の中にあの絵がキチンと創造できていることだ。それは才能だと思う。

じゃあ、特技は「素晴らしい絵を頭の中に創造できること」となるが、

それを言われたところで、受け手は何と発言できようか?

表情が固まることぐらい容易に想像できる。

これじゃダメだ。

たいした結論も出ないまま目的地に着き、パーキングに車を入れる。

ハンドルの切り替えしもせず、一発でキレイに入る。

上手いじゃないか。

そういえば、教習所時代から車庫入れは抜群の成績を残していた。

特技見っけ。

2007年6月

Posted by nsnkouron