2007年10月 5日 (金) 調味料の味がする

2021年9月19日

とにかく言ってしまうと、僕は小説家の書く小説のほとんどが嫌いです。

こんな事を言うとまた怒られるだろうけど、それに関しては好みの問題だからしかたがない。「ギャル男が苦手」みたいな個人的なもん。存在否定ではない。

そして「芸人が何言ってんだ?」という声が間もなく上がるだろう。僕は芸人さんが書く小説のほとんどが大好きです。まったく贔屓じゃない。

押さえておいていただきたいのはどちらとも「ほとんど」という事。

全否定でも全肯定でもない。

言いまわしの面倒クサイ文章が嫌いなんです。

文章技術のひけらかしに付き合うのは、まっぴらゴメンです。

せっかちな僕は端的に伝えていただいた方が心地が良い。

小説ではないが、小林よしのりサンの文章なんかは大好き。「いわゆるA級戦犯」なんかは特に。

要は話の中身を知りたいのだ。

中身を伝える手段が技術なんだろうけど、「ひけらかし」になってくるとどんどん本質から遠ざかっていくような気がするわけです。

それを「日本語の美しさ」と言ってしまうのは違うように思います。

とってつけたような美しさはとても醜い、と一男子は感じ取ってしまうのです。

それは同時に自分が文章を書くときに気をつけなければならない事だと思います。

伝えたい中身がキチンとしたものであれば、もうそのまま見せてしまった方がいい。

調味料の味なんていらない。素材が良ければそのまま頂いた方が美味しい。

それが僕の好きな伝え方です。

2007年10月

Posted by nsnkouron