2007年10月 9日 (火) 俺は浪花の漫才師

2021年2月22日

『なんばグランド花月』や『ルミネtheよしもと7じ9じ』で漫才すること、月十数回。

デビューしてからこのかた漫才から離れた事がないのだが、「キングコングの漫才を観たことがない」という御意見を頂く。

そういえばTVではやっていないし、なんば~もルミネ~もチケット代は安くない。

漫才は続けていたが、若い子が簡単に観られる環境で漫才をしていなかったとあらためて思う。

そういえばいわゆるお笑いブーム前夜、TVでは漫才番組がたくさんあった。

プチ漫才ブームがあったのだ。

中川家さんやますだおかださんやハリガネロックさんや品川庄司さんフットボールアワーさんやおぎやはぎさんや・・いつも同じ顔ぶれの中に混じってよく出させてもらっていた。

その時はそう、チャンネルをひねればキングコングの漫才を観ることができたのだ。

プチ漫才ブームは終り、まもなくお笑いブームが始まった。

ネタというよりも、バラエティーの中でも使いまわしの利くような芸が重宝されるような時代に

突入した。それはそれで素晴らしいことだとは思う。

そして、そんな時代に生きる僕は今になってやけに漫才がやりたくなっているのだ。

それも若い子が簡単に観られる環境で。

正月は毎年、爆笑ヒットパレードで漫才をするように決めている。

一年の始まりを漫才でスタートしたいからだ。

本番前とはいえ、元旦にネタ合わせをしているのが楽しいんだ僕は。

でも正月だけではダメなんだ。

もっといろんな場所で漫才をしようと思う。

それこそ当時のように『爆笑オンエアバトル』にも出たいのだ。

今年は『漫才アワード』という大阪の賞レースにも出たかったが、どうしてもスケジュールが合わなかった。大阪で獲りこぼしている唯一の賞だ。獲っておきたい。

そしてそういった場所を借りて僕は漫才を観てもらいたい。

TVに出だすと同時に価値を出そうとするが、いらないんだそんなもん。

今はそう思える。

オリエンタルラジオのアホの中田が「賞レースに出ようと思うんです」と先日呑みの席で言っていた。いろんな声があるとは思うが、僕は大賛成。さすがアホ。

ウケて褒められる時もあって、スベって叩かれる時があっていいのだ。僕達はまだ。

世間的に僕達キングコングがどれくらいの芸暦に見られているのか分からないが、新人もいいとこだ。来るゲスト来るゲスト皆に敬語ですよ。

そもそもの最終目標は価値を出す事にあらず面白くなる事であり、僕達はまだその過程でしかない。城に篭っちゃいけない。

表に出ていって漫才がしたい。

今、一番したい事がコレかな。

2007年10月

Posted by nsnkouron