2007年10月26日 (金) 判断を鈍らせるアイツ

2021年2月22日

ネタに入る前にお客さんをほぐすことを指す、「温める」という言葉があります。

漫才でいえば『客イジリ』だったり、独演会でいえば『前説』だったり。

それによって笑ってもらいやすい環境を整えるわけだが・・新ネタを試す時だとか、そういった場合はもう「温める」のはやめるようにしている。

笑い声が起こりやすい環境で新ネタをやってしまうと、わかりにくくなるのだ。

そのネタが本当に面白いネタなのか。

例えば5分の新ネタを作った場合。劇場のネタ時間が10分間ならば、温まる前の最初の5分に新ネタを持ってくるようにした。もちろん『客イジリ』なんかも入れずに。

ちゃんとウケて、ちゃんとスベらないといかんと思うのです。

今度の長野の独演会もそう。その先の独演会もそう。

もう前説は入れない。

「TVなどで話せるエピソードを一つでも多く作れたら」という大義名分のもと始めた独演会において、すでに盛り上がっているところに出ていって話てもしかたがない。

自分に興味のない人が見て笑えるかどうか、そういったモノ作りだ。

とにかく新ネタを試す時。

作った新ネタが面白いのかどうか判断したい時。

そういった時は温めません。

2007年10月

Posted by nsnkouron