2007年10月28日 (日) 「幸せ」とは人を好きになれることかもしれない・・わからんけど。

2021年9月19日

恵比寿の呑み屋で隣に座った敬語の使い方を知らない外資系のアホが携帯電話を僕の顔の前にいきなり持ってきて、断りもなく写メールをパチリと撮りやがったので、携帯電話を取り上げて、投げ捨てて、その勢いで喧嘩。

常識の無さを問い詰めると、「LAでは~」とか叫んでやがる。

ここは君が代の国だ、アホかお前。

どうして、こういう事をする人がいるのかがわからない。

そしてこういった人が街に少なくないのも事実。

亀田の兄ちゃんの記者会見を思い出す。

さんざん吹くだけ吹いておいて反則行為に走った大毅選手には、「違う」と思ったし、

「違う」と思った人達の『切腹コール』という表現方法には、「もっと違う」と思ったし、

いつまでもズルズル引きずるメディアには、「もっともっと違う」と思った。

しかしまぁ今回の残酷感あふれる会見を見て「今、日本国民がやっている事はイジメなのでは?」と気がついた人も増えた思う。それが救いなんだけど、時に人は本当に残酷に化けるのだと思った今回。

あぁ、嫌だ。

こういう事が続くと、少し考えてしまう。人について。

でも僕は人を嫌いにはなっていないのだ。

きっとそれは僕の周りにいる人達が本当に素晴らしい人だからだと思う。

僕は『笑っていいとも』のマイクを握る。

拙いMCではありますが皆からチャチャを入れてもらうことで、どうにかこうにか。

コーナーの主旨説明をしている僕の足元めがけタモリさんがマジックペンを転がす。僕はハプニングを装ってマジックペンを踏みスッテンコロリンと、そこへ鶴瓶師匠の「西野はコケる前にペンを確認してた」というツッコミ。

まもなく確信犯だということがバレ、皆から「西野さむい」やら「お笑いヘタクソ」やら、生放送で散々揶揄される。

別のコーナーに移っても「ワザとコケるさむい西野」のモノマネを延々するタモリさん。

「ドンマイ、西野」という声が客席から飛んできて、皆にバカにされ笑われる。

僕は『そういう芸人』に憧れて、そして今回皆に『そういう芸人』にしてもらった。

皆の優しさが凄く嬉しかったのだ。

皆というのは演者さんはもちろん、スタッフの皆さんも含め。

僕の口からは『笑っていいとも』への感謝の言葉しか出てこないのである。

『笑っていいとも』終りは、決まってルミネTHEよしもと。

楽屋でカリカの家城さんを見つけ、話しかける。

「今度、神保町花月よろしくお願いします」

何を隠そう、年明けの『日の出アパートの青春』はカリカさんに出演していただくのだ。

前々からお仕事をしてみたかったのもあり、役がピッタリというのもあり、僕が依頼した。

キチンとお話させていただくのは今回が初めて、初対面のようなもの。

だが、いきなり脚本の相談をしてしまう僕。

そして家城さんから、さすがのアドバイスを頂く。カッチョイイ。

家城さんと話終え、次に林さんを見つけ挨拶に行く。

「神保町花月よろしくお願いします」

「あ、よろしく。神保町出たかったんだけど、誰からもオファーがなかったから助かったよ~」と林さん。そんなはずがない。カッチョイイ。

お二人共本当にカッチョ良くて、優しい。

ウロウロしていたら井上マーさんに話しかけてもらえる。

たいしたオチもない僕の話を、ずっとニコニコ聞いてくれる。

いちいち優しいなと思う。

そしてやっぱり、その姿はカッチョイイんだ。

僕が先輩の事を好きな理由がわかった。

先輩はカッチョイイから好きだ。そして優しいから好きだ。

・・こういう人達が僕のすぐ傍にいてくれるから、何があっても僕はやっぱり人を嫌いにならないのだと思う。

そして僕は人を笑わせようとする、楽しませようとする、そういう仕事に従事している人達の事がすんごい好きだと、今夜あらためて思っている。

ベランダから下をのぞいたら、向かいのコンビニから人が2人出てきた。

あの人達がいい人だったら・・・僕にはあまり関係ないけど、それでも少し嬉しい。

なんで嬉しいと思うのだろうか?

それは人の事を今よりも好きになりたいからなんだと、なんとなく答えてみた。

「嬉しい」の先にあるものが「幸せ」なのだとしたら、

「幸せ」とは人を好きになれることかもしれないなぁ・・・わからんけど。

おやすみなさい。

2007年10月

Posted by nsnkouron