2007年11月 1日 (木) 僕も大きくなれるかな

2021年2月22日

少し時間があったので、久しぶりに夜の大阪の街をラジオ局まで歩いていくことに。

途中、泣きわめいている少年を見つける。隣を歩く母ちゃんに怒られている様子。

「あんな知らん人のオッパイ触ったらアカンやろ!逮捕やで!ええかげんにしとかんと!」

どうやら道行くお姉さんのオッパイを触ったらしい少年に母ちゃんのイカヅチが落ちる。

めちゃくちゃ愛おしいぜクソガキ。

お前なりの大志を抱いたのだ、クラーク博士が笑ってくれるよ。

言い訳が必要になったら「ボインは磁石だ」と母ちゃんに教えてあげなさい。

さて、

今日の僕はといえば朝からロケがありまして、2班に分かれるとの事で僕はゲストの島田洋七師匠と二人で行動。

合間の移動時間は2時間あっただろうか、師匠とは久しぶりだったのでえらく話しこんだ。

「生き方」について。

漫才ブームの真っ只中に生きて、押入れを札束で埋めて、(師匠いわく)間もなく世間から忘れられて、八年間ダラダラ生きて、「よし、やるか」と思い、『がばいばあちゃん』だ。累計700万部の売り上げ、国内外合わせると1千何百万部とか。

なんと起伏の激しい人生か。

そして間の八年間に得たものの大きさ、芸能界に暮らしていては絶対に得ることのできないものがソコにはあったらしい。

僕自身、少し先を見るととにかくTVの仕事を一生懸命やった方がいいとは思うが、長い人生で考えると1年くらい仕事を休んでヨーロッパなんぞで絵を描いて暮らしてみるのも悪くないと思うのです。人生経験として、芸に幅が出るのではと思う。

しかし後者を選択するのは、道行くお姉さんのオッパイを触るくらいの勇気と行動力がいる。

1年後帰ってきて仕事がまたあるのか?

そもそも今のレギュラーを終わらせてしまうのか?

そんな事を思うと動けない自分。

だから八年という歳月を芸能界から離れて過ごし、そして華々しくカムバックした師匠を僕は羨ましく思ったのです。

まぁ、何を成功の形とするかで変わってくるとは思うが・・。

昔の話も聞いた。

ビートたけしさんと初めて会った時のお話。

「面白い奴に会わせたる」と横山やすし師匠に連れられて千葉の田舎の方まで。

そこにいたのが若き日のビートたけしさん。

終電が過ぎた田舎町、やすし師匠が一人でタクシーに乗って帰ってしまったのだと。

お金もない初対面の二人はトボトボ4時間かけて歩いて帰った。

「売れたいなぁ」

「売れたいねぇ」

なんて言いながら。

・・この話を聞いている時、なんだか僕は嬉しくなったのだ。

なんでだかわからないけど。股間の辺りがゾワゾワして、嬉しくなった。

踏み切りを渡ってすぐの所にラーメン屋があったので入った。

クソまずかった。

つまようじでシーハーシーハーしながら、ラジオ局まで歩いた。

途中、すれ違った男女グループがなにやら笑ってやがる。

ウンコ投げてやろうか、集団心理が十八番のアホ共め。

今に見とけよ。

今夜は少し冷えるなぁ。

2007年11月

Posted by nsnkouron