2007年11月20日 (火) 新人脚本家

『日の出アパートの青春』の舞台公演に向けてのインタビュー取材が本日も。

インタビューは好きなので嬉しいが、同時に僕はいつも本当に申し訳ない気分になる。

それはライターさんが僕にとても興味があるように質問してくれるからだ。

もしかしたら本当に興味を持ってくれている場合もあるのかもしれないが、皆が皆そうなわけがない。僕にまったく興味がない人もいるはずだ。

これが劇場のお客さんなら、僕に興味がなくなった瞬間に目を閉じて耳を塞いでしまえるけど、ライターさんはそうもいかない。

仕事だから興味を持っているように振舞わないといけないのだ・・なんだか僕らしくないけど、そこに関してだけ珍しくそんな後ろ向きな考え方をしてしまう。

それは自分に自信があるとかないとかそういう事じゃなくて、結果を出しているとか出していないとかそういう事じゃなくて、やはり興味を持つ持たないはいつまでたっても受け手個人の趣味だから、僕は自信が持てずに申し訳ない気持ちになるのだと思う。ライターさんに目を閉じる耳を塞ぐの表現がないから、いつまでたっても良し悪しの確認がとれないのだ。だから取材終りはいつも「ごめんなさい」の気持ちでいっぱいになる。

この気持ちは謙虚とはまったく違う。そんなんじゃない。

そういうライターさんに対して僕ができることは素晴らしい作品を作ることぐらい、もうこれしかないのだ。

作品を観てもらって「僕(私)の仕事のおかげで、あなた達はこの作品に出会えたんだよ」と他のお客さんに対してライターさんが威張れるような、そんなものを作りたい。

まぁ、そこまでキツく思うライターさんはいないだろうが、僕の作品に携われた事を誇りに思ってもらえるような作品作りをする事が僕のできるライターさん孝行だと思う。

今回の舞台に限らず。

あと、「僕の作品」という言葉は間違いです。

本当に素晴らしい出演者と、本当に素晴らしい演出家と、本当に素晴らしいスタッフと、そしてそれを世に伝えてくれる雑誌社の方と・・・ちょびっとだけ僕の作品です。

そんな作品『日の出アパートの青春』が年明けの公演に向け動き始めました。

今は初日の稽古が待ち遠しくてたまりません。

この文章を書いていたらだんだん興奮してきたので、今からもう一度脚本とにらめっこです。

きっとまだ面白どころが作れるハズです。

ギラギラ光る脚本にしてみせます。

ギラギラ光る舞台にしてみせます。

なので観に来てくださいね、今日のライターさん。

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