2007年12月 8日 (土) 苦しみに耐えるのは

しかしどうして絵本制作が進まない。

第一部じゃ20時間もあれば1ページくらいは描けていたのだが、絵がだんだん細かくなって今じゃ1ページに50~60時間費やすようになってしまった。

生む苦しみがここまで大きいものも初めて、そんな事を思うとよけいに筆が進まない。

しかし終わらせないことにはこの苦しみは続くわけで、筆は進めないといけない。

漫才を書く時も『日の出アパートの青春』の脚本を書いた時も、頭を悩ませはしたが「苦しい」とは思わなかった。きっとそれがお笑いだからだ。

早く終わらせて楽になりたい。楽になりたい。

ただ、思うことがある。

これができたら僕はもう何だってできるんじゃないか、ということ。

これ以上に苦しい事はそうそうないだろうから何がきても大丈夫。そんな気がするのだ。

今は第三部の5ページ目を描いております。

このページがまたまったく進まない。

絵本制作に対して僕は今、「終わらせてくれない」という感覚に陥っている。

誰も作ったことがないモノだ、故に簡単には終わらせてくれないのだと思う。

こうなってくるともう試練だ。

第二部のお話で、ハシゴ屋さんを営む一人の男が出てきます。

この男、誰も信じなかった事をやり続けて、試練に耐えて、孤独に耐えて、最後には大きな大きな仕事をやり遂げます。

自分の作った話なんだけど、僕は勝手にその男と自分を照らし合わせて、

少し勇気が出てきます・・なんとも気持ちの悪い独りよがりなんだけど。

僕はこの試練に耐えようと思う。

本当に辛くて、たまにどうにかなっちゃう時もあるけれど・・。

自分で勝手に作ったこの試練に耐えてみようと思う。

それは結局のところ、

日本中を驚かせたいからなんだ。

2007年12月

Posted by nsnkouron