2007年12月10日 (月) M-1グランプリ2007準決勝

スケジュールの都合上、東京での予選が不可能となってしまった僕達キングコングは大阪で準決勝を迎えることとなった。

M-1に関して僕は極力ブログで触れなかった。それはドキュメントになってほしくなかったし、あくまで「お笑い」だから「頑張って」みたいな雰囲気を極力作りたくないという気持ちから。

でも今日は少し区切りがついたので、M-1の事について触れたいと思う。

そもそも僕達がM-1に参戦しようと思った理由はいくつかある。

去年のM-1で先輩達が戦う中、合間のCMに僕達が出ていた事に恥ずかしさを覚えたこと。「先輩方が戦っている時に自分は何をしてるんだ」という気持ちが芽生えたのだ。

もう一つ理由がある。

例えば僕が『はねるのトびら』の回転SUSHIのコーナーでキャッキャと、はしゃいでいる姿を一部のお笑い芸人や一部のお笑いフリークは「芸人のクセに・・・」といったアンチテーゼが込められた意見を持っていたと思う。

僕はそういう奴らに対して純粋に腹が立つから「そんじゃ、お前らが信じてやまない舞台芸で勝負したるわい」という気持ち。相手のお家芸で圧倒してやるのだ。

そういうのがあって僕はM-1に参戦した。

東京を発つ前、僕はゴリさんに電話した。きっと不安だったのだと思う。

ゴリさんは「西野は決勝に行けるよ」と言った。

僕が「なんでですか?」と訊ねると、「西野が努力してるからだよ」とゴリさん。

僕はその言葉で本当に楽になったのだ。

そういえばそうだった。

今回のM-1参加者4500組、約一万人の漫才師の中で僕が一番努力しているのだ。

どの方面であろうと自分が「一番」を要していれば気が楽になる。

人より努力するなんて簡単なことだ。それは臆病な自分と向き合えばいいだけだからだ。

僕はゴリさんに出会えて感謝している。

大阪に着けば決勝を狙う目が血走ったお笑いコンビがわんさかいた。

のぞむところだ。

大事なのは戦っている姿を世間の皆様に見せること。

そう思った僕達は、

M-1グランプリに挑んだのだ。

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