2007年12月28日 (金) 表に立つ

おすぎさんが好きです。

時には否定をしなければならない、評論というのはとても勇気のいる事だと思う。

作品が出来上がるまでに携わったスタッフさんの人数を考えた時に、その人達が流した汗を否定しなければならないのはとても辛いことだ。

そして否定したと同時に恨みをぶつけられる。

その上でキチンとTVというメディアに出ている姿というのが本当にカッコイイ。

「自分が言った事の責任は全て受け止めますよ」という姿勢。

たくさんの映画を評論した後に、映画を撮った松本さんも好き。

「さんざん言ってくれたけど、どんなもんやねん」という目で映画館に足を運んだ映画関係者もたくさんいたと思う。そことの真っ向勝負の姿が好きだ。

逆に、

投げっぱなしの意見をする奴を僕は認めない。

反論の責任を取らない奴。その受け口を設けていない奴。

インターネットの世界で言えばいわゆる『2ちゃんねる』というサイトの中でも、人を否定する事で自分の存在を確かめている奴がその最たる例。

とてもカッコ悪いし、わかりやすく言えばアホだと思う。

そうなってはいけない。

そこで思う評論のルールとして、マナーとして。

最低でも反論を受け付けるステージを設けるという事。表に立つという事。

それがTV出演だったり、逆に評論される立場になる作品制作だったり。

そのステージを設けていないうちに評論してしまうと、つまりそれは『2ちゃんねる』のそれと同じ生き方になっていると思うんだ。

僕には評論する勇気がありません。作品を否定する勇気がないという事です。

それでもこれからも、たとえばこの場でたくさんの意見を言うと思う。

その意見に対して腹が立つ人だっていると思う。

「西野に何かぶつけてやろう」と思う人もいるだろう。

僕はその思いを全て受け止めなければいけない。

だから僕はこれからもずっと表に立っていようと思う。

それが意見を言った時の責任の取り方だと思うのです。

2007年12月

Posted by nsnkouron