2008年1月16日 (水) 僕は死ぬまで青春に憧れて生きる、それは恐いからだ

2021年9月19日

腰に大きなロープを巻かれてさ、毎日ちょっとずつ引っ張られるそんな感じだ。

そのまま引きずり込まれたら、そこは寒くて暗くて何も見えなくて身動きがとれないところ。

きっとそこは僕が高校時代に「このままじゃいけない」と思って親に吉本入りを伝えた時に恐れていた場所だと思うんだ。僕がずっとずっと避けている場所。

僕は今でもその場所を恐れて、少しでも足を休めると「ズズッ」と音を鳴らして後ろに引きずられるから、正月休みなんかブッ壊して会議室にこもったのもそのせいだ。

そして、

こうやってる今も、子育てノイローゼになってる人もいれば、学校で友達が作れずに悩んでいる人、恋人にフラれて死ぬほど悲しい思いをしている人、仕事場で上手くコミュニケーションがとれずにストレスを溜めている人、やりたくない仕事をやらなければならない人、生徒に振り回されている先生、今本当に辛い思いをしている受験生・・もうわからないけど、それらの人は絶対に存在して、それらの人に僕ができる事といえば発信し続ける事でしかなくて、そんな僕が暗い場所に引きずりこまれてしまうと、本来の僕の役割が何も果たせなくなるんだ。

だから僕は後ろに引っ張られないように足は動かし続けていないといけない。

今日は少し酔っ払っているから話が飛んでしまうけど・・

気がついたら青春が終わっていてさ、僕はどうやら大人らしい。

それでも同年代の芸人と呑んであーだこーだ言って、笑って泣いて。M-1という大会に挑戦して、そしてまた笑って泣いて・・どうやら僕は憧れてるんだ、青春に。

だから「青春ごっこ」をするんだ。いつまでもみっともなく青春を引きずっている連中と共に。僕が小沢さんと呑むのが好きなのは、それはきっと小沢さんがみっともないからだと思う。だけど僕はなぜかそういう人に魅力を感じるんだ。

先輩ついでに・・

今日僕は腹が立った事があって誰かに話を聞いてほしくて、ダイノジの大谷さんに連絡したんだ。大谷さんはすごく大人で「いちいちムキになるところが西野の素晴らしいところ」と言ってくれた。嬉しかったけど、僕は本当にバカみたいで情けなくて恥ずかしかった。どうすればあんな余裕がでるんだ、カッコイイな畜生。まったく。

それに比べて僕はまだまだこんなもん。嫌になるよ。

僕はああいうふうになれるかな。

そういえばね・・

本当に青春真っ盛りだった学生時代、僕の腰には大きなロープなんてついてなかったし、引きずり込まれる感覚なんてもちろんなかった。

多分、知らず知らずのうちに全速力で走っていて、ロープの存在に気がつく前にロープがちぎれていたんだと思う。青春にはそれくらいの力があるんだ。何も恐くない。

だから今の僕はソレを求めてしまうのだと思う。

「僕は何をすればいいんだろう?」という高校時代に思っていた疑問はもうない。

僕が何をすればいい生き物なのかがもうわかったからだ。

あとは走るだけですよ。青春に依存して、その頃のスピードに憧れて走るだけ。

その僕の様を見て、誰かが何かを思ってくれればそれでいい。

ホントそれだけでいい。

別に何の関係もない話だけど・・

今日は仕事終りに梶原と呑みに行った。

特に話すこともなくて、僕はとても恥ずかしかったよ。

2008年1月

Posted by nsnkouron