2008年2月18日 (月) 板の上で死んだろかい

2021年10月9日

シークレットゲストという事だったので黙っていたんだけど、今日は鶴瓶師匠のライブに呼ばれたんだ。満席70人のお客さんに対し、我々キングコングを含む3人で2時間強のトークライブ。

劇場に入ると鶴瓶師匠の第一声「ブログ炎上させまくってるらしいなぁ。お前、面白いなぁ~」、そりゃ嬉しいよ。「面白い」僕の中の絶対正義、それを貰えたんだもの。そして炎上させてニュースになった時の内容も僕は自分の気持ちに何一つ嘘をついていないんだ。2ちゃんねる自体は趣味の範囲もあるから否定はしないけど、その中でも人のあげ足を取る事に自分の人生を捧げている奴は本当にバカだと僕は思っているので、それを言ったまで。もっとも、ナイフでも持って僕の所に来るのなら幾分面白いけど、そんな根性も持ち合わせていないウンコ野郎には誰かがキチンと「前を向け」と言ってやらないとイカンのです。これは面白い事だと僕は思うのです。

ライブの最初は鶴瓶師匠の一人喋り。いつもは30分くらいあるらしいけど、「今日は見せたいモノがあるから」という事で10分でバトンを受ける。キングコング登場で5分の新ネタを披露後、イスに座ってトーク。冒頭で鶴瓶師匠が僕の実家をアポなしで訪れたVTRが流れる。鶴瓶師匠と僕の父ちゃんが話す映像はとても新鮮でとても面白かった。それから残り1時間半はお喋り合戦、もちろんの事、「持っていかれてたまるか」という気持ちもあり、逆に鶴瓶師匠の話を聞きたい気持ちもあり、とにかく楽しい。「マネージャーがおかしいんですよ」と言えば、「ウチのもおかしいよ、お互い一つずつ話していこうか」という、あからさまなぶつかり合いも。僕はこの人がたまらなく好きだと思った。ずっと話していたかったけど、2時間はあっという間にすぎて、最後は「先日、新ネタが地獄的にスベッた」と話から、まさかのスベッた漫才披露。「2度とするものか」と決めてきたキングコング史上最もスベッたネタ「若者たち」の替え歌。楽しかった、本当に楽しかった。

ライブ終わりはスタッフの皆さんとお食事。そこでも師匠のおバカな話は続いた。僕には目標があって、それは自分の劇場を造ること。いつでも自分の都合のいい時にライブができる、自分の劇場。今日、「無学の会」というライブが行われた小屋はまさに鶴瓶師匠のそれであり、そしてTVをキチンとやりながら板に立つ姿といい、僕が描いている理想の姿を師匠は体現されて、とても羨ましく思った。僕も必ず形にしようと思う。

もう一つ言えば、今回のライブの形がとてもいいと思ったという事。3月の23日に新潟で「独演会」、これは僕一人。翌日24日は東京で「ろくでもない夜」、これは芸人数名でワイワイと。僕は僕のしたい事、僕の勉強になる事を、ライブという媒体で行っているんだけど、そういえばゲストを招いてタイマンでトークというものをやっていない。これもきっと自分の力になるはずだし、きっと自分が楽しめるはずだ。なので「鶴瓶師匠のライブの形、パクッていいですか?」と断りを入れたんだ。「そんなもん、やったらええねん」と師匠。案の定の答え。

僕のもう一つのライフワークとして、そういった試みも考え中です。いいかげん首が絞まってきたけど、僕はリスクの先にしか成長はないと思っているので、悩んだ時は辛い方だ。やろう。

しかしカッコ良かったなぁ、鶴瓶師匠。

2008年2月

Posted by nsnkouron