2008年3月29日 (土) これが僕らの生きる道

2021年10月17日


 

僕はやりたくない事はやりたくなくて、媚びへつらうなんてまっぴらゴメン人間になってしまったようで、おかげ様でそのシワよせが日常生活にまで及び、掃除やら洗濯やらができなくなってしまったり、郵便ポストを開けたりだとか留守番電話を聞いたりだとか、そういった類のものがどんどんできなくなってしまったり、いよいよ家政婦さんの登場が近づいてきているわけであります。

話が少しそれてしまいました。今日言いたいことは、そんなスットコドッコイ日常生活のことではなく、KING KONG LIVEのこと。梶原と話し合って、これはもう即決だったんだけど、とにかくもう余計なことはしたくなくて、ファンだけが喜ぶようなものもやりたくなくて、僕はもう「勝負がしたい」と思った時に今現在手元にある5分ネタ6本。これは年末から数十本作った中でもキチンと勝負できるネタを抜粋したもので、どこへ出そうが恥ずかしくないネタ。もうコレだけを提示して、コレだけで勝負したいという考えに変わってきまして、つまりはライブ自体の尺が5分×6本で30分になってしまうと。僕はソレで全然いいと思ったのですが、キングコングというコンビは僕一人ではありませんので、その旨を梶原に言ったワケです。

「今度のライブ、30分でいこうと思うんやけども

「あ、俺も」

という5秒くらいの会話の末、KING KONG LIVEは30分で勝負することに決まったのです。担当の糞ハゲ作家にあらためて伝えましたところ、もちろんのこと怒られました。「独演会で1時間半以上あるのに、なんでコンビになって人数が増えてんのに半分以下の時間になってしまうんだよ」と、ごもっとものありがたいご意見ご感想。しかしコレばっかりは僕と梶原が「やる」と言っててしまったもんだからどうしようもない。僕達、決めちゃったんだもの。

興行として成立させるつもりなんてありゃしない、僕たちは僕達が納得のいっている漫才だけをやって、そこで評価していただきたいと思うのです。これはファンの方だけが笑うようなモノだとか、時間稼ぎの捨てネタなんてのは排除した結果なのです。30分、単独ライブとしてはかなり短い時間だけれど、僕達は1ミリも手を抜いてなんていません。何ヶ月もかけて準備して、戦おうと考えた挙句、こんなところに着地してしまいました。30分で納得させてやろうという勝負なわけです。

初回は4月9日、死ぬまで苦しむ座間公演です。座間の皆様、遠方から座間に来られる皆様、どうかライブ終わりに予定を入れておいて下さい。意外と早く終わるので、時間をもてあますこと必至です。

僕はよくわからない。いろんな事を制限して、結局30分の漫才ライブをやり続けるというソレが正しいかなんてよくわからない。だけど自分がやらなきゃいけないことが何かを考えたときに、自分がやらなきゃいけないことは、自分がやりたいことだという整理が最近つきまして、仕事は様々ありますが、僕はその中でこの漫才ライブがやりたいと思ったのです。だからきっとこの漫才ライブはやらなきゃいけないのだと思います。

近頃、キングコングはそんな感じです。

2008年3月

Posted by nsnkouron