2008年4月 4日 (金) それを一つの成長とする

2021年10月23日


 

絵本制作。第3部のステージは森。その10ページ目で生じた問題は居場所の違う二人のキャラクターをこの一ページで同時に描かなければいけないということ。最初に思いつく手法としましては漫画のようにカット割の線を引いてしまい上と下なのか右と左なのか、とにかく二つに分けてしまうという方法。しかしまぁ、こまできてそれも・・というところ。

しかし考えた挙句、やはり「カット割という手段が一番見せやすい」となりまして、「ならばカット割の方法で何か工夫はできぬものか?」と。考えて出した答えが、Aの森を描いて、その内何本かの木は輪郭だけにしてしまう。中の木目だコケだは描かない。輪郭だけ。そしてその何本かの木の中にBの森を描いてしまおうと、つまり木の輪郭をカット割の線にしてしまうという手段。

口で言ってしまうのは非常に簡単で、大事なのはこの方法でキチンと見せることができるのかどうなのか。

はたしてこの方法は成功するのか?そんなものやったことないからわからない。だけど答えを知っているモノばかりにぶつかっていくのも、まぁ飽きちゃうわけです。一か八かでやってみようと、そして時間が無駄になってしまうのも嫌だから、なんとか力技でもって成功させてやろうと。

途中、いろんな見せかたを見つけながら進めていき、本日完成。我ながら見事。大成功。こりゃ傑作だ。一年前の僕ならば絶対に描けていない。僕はどうやら成長しているらしい。絵の技術じゃないよ、そんなものどうだっていい。もっと人間的なところです。一年前の僕にはコレを描きあげる程の度量というか・・言葉が全然出てこないんだけど、そういったものがないんだ。それにはきっと人生経験も必要。「やってやるぞ」という気持ちが今はとても強いのです。何事に関しても。

とにかく一つの山場だった第三部の10ページ目が無事に出来上がりました。はやく皆に見せたいです。きっとビックリしてくれると思う。

この先、僕はどういった絵を描けるようになるのだろう。

2008年4月

Posted by nsnkouron