2008年4月13日 (日) 悩む、ひたすら悩む

2021年10月23日


 

「なんで、そういうことを伝えないんだよ!」

はねるのトびらプロデューサーのカミナリが妖怪ちんぷんかんぷんに落ちる。聞けば、KING KONG LIVE があるということを番組に一言も伝えていなかったらしい。

「他の番組はキングコングに花を出して、ウチの番組だけ花を出してないみたいになってたんじゃないのか!?」と問い詰めるプロデューサーに、「大丈夫です」と織田くん。一体何が大丈夫なんだ?と思った次の瞬間。

「どの番組にも伝えてませんから。その心配はありません」」

さすがだぜ。徹底してるぜ。どうだ、プロデューサーよ?グゥの音も出ないだろ。これが妖怪ちんぷんかんぷんなんだよ。そういえば花なんて一輪も届いてなかったぜ。相手にされていない感じになっちゃって、俺はとても恥ずかしいぜ・・・と思いきや妖怪ちんぷんかんぷん「幻冬舎さんからは届いておりました」、言えよ。なんでその情報を3日間寝かしたんだ。妖怪ちんぷんかんぷんが今日も暴れております。

番組収録終わり、いつものように板倉さんと楽屋に残り、おのおの制作活動。収録がおしてしまったので今日は2時間半だけの作業。その後は呑みに行く予定だったので、僕は車をスタジオに残して、板倉さんの車に乗せてもらう。車中に流れる音楽に「この曲作るのに、このアーティストさんは半年かけたらしいよ」と板倉さん。一枚のアルバムの中の一曲にだ。そして沈黙が続いた。是が非でもTVに出ないといけない感じはなんだろう?と思った。きっとそれは一曲を作るのに半年かけられるアーティストさんを羨ましく思ったから。ひたすらモノを作って、ライブをして、リリースの時だけ告知でTVに出る・・・なんだか、それを僕は羨ましく思った。おわらいDVDが売れる文化であれば、もっともっとそれこそガキンチョ共も簡単に手にできる文化であれば、僕はもしかしたらその生き方を選択していたかもしれない。1年かけてお笑いDVDを作って、そしてそのリリースの時にTVに出させてもらう、そんな生き方。

だいたい少しおかしいと思うんだ。純粋なTVタレントが少なくなってきている状況は。お笑い芸人がそこの仕事も担うようになったからだと思う。元々はお笑い芸人の仕事じゃないんだよなぁ。問題は、TVに出ていないと芸人として・・・みたいな風潮があること。だけど、そんなことないと思うんだ。お笑い芸人はやっぱりお笑いをしている人、その場所がTVであろうと舞台であろうと。お笑いをしている人は、もう立派なお笑い芸人だということ。もう一度、僕自身そのあたりをキチンと整理しなきゃいけないと思った。そしてそういう事を世間様に提示していこうと。

KING KONG LIVE にもっと重心を傾けてやろうかと。その為に断らざるをえない仕事が発生しても、それはそれでいいと思うんだ。お笑い芸人がお笑いライブを後回しにするのも変な話だし。そんな事を一晩中考えて、朝っぱらから梶原に電話をした。

うっとうしい相方だと思う。

この相方に、家族を持ちながら温度を合わせる梶原、ギザスゴス。

2008年4月

Posted by nsnkouron