2008年5月 2日 (金) どうやら絵本が好き


 

とても早起きの今日、とりあえず3時間の絵本制作、一旦ブレイクして小川未明さんの童話集を読んだ。そしてもっとたくさんの絵本が描きたくなって、絵本一本に絞ってやろうかしらと考える。今からブログをつらつらと書いて、書き終えてもまだ朝。『はねるのトびら』の収録がなくなったので今日は休み。喉を休められて嬉しい、4月は大変だったなぁ。今日一日は有意義に過ごそう。

この文章を書き終えれば、とりあえずは絵本制作。今日中に今描いているページを終わらせよう。絵本制作はなんで終わらないのだろう、僕は皆様に一日でも早く見てもらいたいのに。だけれど、「これは終わらないモノ」という考えで描いていたら、以前のように発狂することもなく、最近は平和。それは毎朝のジョギングのようなこと、そもそもゴールがないものだという。こうやってゴマカシゴマカシ自分に言い聞かせて筆を進めるしかない。描きあげた絵はデータに取り込んだ後、額縁に入れて保存。それもこれも描いた絵を破りたくなってしまう時があるからだ。僕の部屋には山積みの額縁、何年か分。よくぞまぁ、これだけ描いたもんだ、我ながら。

絵を描いている時に子供の頃のことを思い出した。「みつやくんのマークX」と「ふしぎなかぎばあさん」という絵本が好きだった。そこに出てくる車がカッチョ良かったから「みつやくんのマークX」は好きだったけど、「ふしぎなかぎばあさん」がどうして好きだったかは覚えていない。でも、かぎばあさんはとても優しかった。料理も上手だったと思う。あとは「けんかのあとは」という唄ばかり歌っていた。何度もリピートして歌うから姉ちゃんに怒られた覚えがある。だけど僕はあの唄がとても好きだった。「ほっぺにチュ、けんかのあとは・・」

こんな仕事をしてるもんで、たとえお笑いじゃない作品であろうと、やはり「オチ」がないと気持ち悪く思ったり、それを「逃げ」だと判断したりしてしまう僕なんだけど、そうでもないこともあるのかなぁ・・・好きだった絵本を振り返ってみて思う。というよりも絵本のほとんど。それでも絵本という文化は頑丈に根付いているもんだ、どうやら絵本の魅力は他にもあるらしい。深い、深いぞ。でも確かに、小川未明さんの『月夜と眼鏡』は「そうオチをつけたか」という感じでもなかったけれど、読み終えた直後とても心地良かったなぁ。うん、なるほど。これは勉強だ。

夜は舞台を観に行く予定。それまで絵を仕上げ、とにかく喉を休めます。TVで観たはなさんが絵本に出てきそうな人で死ぬほど可愛くて僕はどうしようかと思った。そして僕は奥華子さんの唄が好き、天使みたいで絵本みたいで好き。カリカさんも絵本みたい。

僕はどうやら絵本が好きだ。

2008年5月

Posted by nsnkouron