2008年5月31日 (土) ろくでもないボクの声、小鳥のようなキミの声


 

これ以上は一人も入れないほどギュウギュウに詰まった客席。裏側、楽屋の方もノリでやってきた芸人でギュウギュウ詰め。毎度、ものすごい熱気に驚かされる。そんなものとは無縁だった『ろくでもない夜』、当時は本当にほそぼそとやっていたんだ。感慨深いものがある。

便所に行けば、不登校を続けていた男の子と並んで立ちション。今は前向きになったってよ。ニートだった同い年の男のお客さんがこの度、「定職に就いた」と報告してくれた。皆、いろんなものを背負って生きて、そしてライブに来てくれる。舞台上では芸人が今日もあいかわらずフザけているよ。お客さんを上手く笑わせれなかった奴が落ち込んでいるよ。こんなに素晴らしいことに、こんなに純粋なことに、巻き込まれている自分を本当に幸せに思う。

堤下(先輩)は今回も見事。お客さんのハートを掴むのが本当に上手い。というよりも、ありゃ馬力だ。力技で根こそぎ持っていっている感じ。パワフルなステージで、いっぱい笑って、少し泣きそうにもなった。アイツと友達で良かった(先輩)。今度、ツッコミ芸人だけ集めてライブをやるらしい。楽しみだ。

平成ノブシコブシ吉村と二人でトーク。「コンバット終わって暇でしょ?」から始まるぶっちゃけトーク。気がつけば上半身裸になっていた二人、ワケがわからないよ。吉村もまた馬力馬力の男で、客席は大盛り上がり、大爆笑の連続で会場のお客さん全てを味方にした吉村ならばもう何でもアリの空気の中、勃起の話で破壊的にスベる。そこだけ急に一笑いも起きなかったことが本当におかしくて、皆爆笑。魅力ある芸人だよ、奴は。

いつものメンバーはあいかわらず。歌舞伎町で局員との喧嘩話に華が咲く。他にもここでしか話せないような話ばかり。『ろくでもない夜』の魅力だと思う。お客さんがいてくれて、共に笑わせる仲間がいてくれたら、他にはもう何もいらないよ。毎回思う。そんなのでいいよ、俺。

吉本の音楽好きのユニット、『サイドワークス』の演奏は素晴らしかったなぁ。もっとキチンとした環境でもう一度聴きたい。夏には『クソろくでもない夜』という二会場を借りてのイベントを予定していて、どうやらそこの中枢を担うグループになりそう。期待しよう。

普通のライブでさ、あれだけの数の芸人だ。皆、まともなギャラなんて入ってないと思うんだよ。それでも本当に一生懸命に舞台とお客さんと向き合っていて、それはボクが子供の頃から憧れる芸人さんんの背中なんだ。せめて、ご飯だけでもご馳走させてもらおう。感謝感謝。

連日のトークライブで声がもう出なくなった。ライブの最後のボクはろくでもない声だったよ。

エンディングトークは全員集合で舞台上には大勢の芸人。その1人1人の芸人のボケに全てリアクションをとっていた阿国ちゃんが死ぬほど可愛かった。とても優しい子で、とてもお笑いが好きな子なのだと思う。芸人だよ、彼女。ボクはそういう人のファンになる。

帰りにお客さんがたくさん話しかけてくれた。「ドーナツ博士とGO!GO!ピクニック、必ず観に行きます」と言われた。ボクはいろんな人の時間を預かっているんだ。寝ている場合じゃない。大きな紙に『日の出アパートの青春』の感想をビッチリと書いてくれた子がいた。わざわざ福岡から来てくれたらしい。もう一度会いたい。そんでもっともっとボクにいろんな話を聞かせて欲しい。皆、ありがたい。皆、ありがたい。

よし。お笑いやるぞ。

皆さんが今日もいてくれて本当に良かったです。お礼に頑張ります。

2008年5月

Posted by nsnkouron