2008年6月17日 (火) マイク一本


 

第25回 西野亮廣独演会in宮崎がありました。そしてボクの胸騒ぎの予感は的中したのです。会場となったNEW RETORO CLUB、ここの雰囲気がバカみたいに素敵。お客さん1人1人にソファがあって、天井にはミラーボールも回っている。とてもクソ芸人が立ち寄っていい場所ではございませんで、みんなして笑ったのです。ハッキリ言ってしまえば、天井が低くて、密集した感じの空間の方がお笑いはしやすいのですが、これが全国の会場をまわっている醍醐味でもあります。今回はシャンデリアの下にマイクをおっ立てて独演会。

早くに会場入りした私は『ドーナツ博士とGO!GO!ピクニック』の演出部分の台本書きを。そこへやって来た妖怪ちんぷんかんぷん織田氏から強烈なマンゴーの匂いが。部屋中にマンゴーの甘い匂い、匂いすぎて気分が悪い。どうして彼はマンゴーの匂いを漂わせているのか、その理由を聞いてボクは膝から崩れ落ちて膝を壊したのです。道中、作家のパジャマとりやサンに「織田君、ズボンが臭いよ」と言われたらしく、なんとかしようと思ったのか、悔しかったのか、とにかく妖怪ちんぷんかんぷんは便所に駆け込み、そこにあったマンゴーの香りの芳香スプレーを体中に吹きかけてきたとのこと。香水ではなく、便所用の芳香スプレーともなると、もう強烈な匂い。だってウンコの臭いをかき消す程の代物なんだもん。一体、この男は何を考えているのか。とにかくボクのマネージャー、織田功士さんはマンゴーの匂いなのです。あれだけ愛おしいマンゴーを、こうも簡単に憎しみに変えてくれる離れ業に一同ブチ切れ。見事に気分を害され、ライブスタート。

1つ2つ話してみるも、いまひとつウケが良くない。どうやら今日はこういう感じ、「客が重い」というやつ・・いやいや単純にボクが入り口を失敗しただけかな。ただこういう方が興奮する。だからこそ独演会は前説を無くしたワケだし。こういう方がキチンと汗を流せて健全、頑張って喋る、喋る、喋る。そして独演会は楽しい。いつも言うことだけど、どう考えたってボクが今やっているお仕事の中で一番厳しい環境だ。誰も助けてくれないし、スベッた部分はカット・・なんてできない。さらにお客さんからお金を取っているワケで。毎回、本当にいい汗をかかせてくれる。今回も非常に楽しい独演会となった。

ライブ終わりはもちろん酒、酒、酒。宮崎の地鶏をいただいて、こりゃたまらん。最後は店に居合わせたお客さんとゴッチャ混ぜになって、気がつけば飲食店を経営されているご夫婦の相談に乗っていた私、何してんだ。そして明日は『ろくでもない夜』、お笑いの夜。明日は新宿シアターブラッツをブッ壊す予定なのです。お笑いは楽しい。お笑いは楽しい。

次回の独演会は7月20日、場所は博多。

マイク一本ぶら下げて、日本全国をフラフラしております。

2008年6月

Posted by nsnkouron