2008年6月22日 (日) いつだってイェイイェイ、Wピースだぜ


 

いつだってボク達は自分の都合のいい方へとコロコロコロコロ簡単に己のスタンスを変えて、そんでどうにかこうにか自分に傷がつかないよう守って守って生きている。だけどこれをどうしようもなく、「こういう生き物だ」と呑み込んでしまうのには、やはりいささか抵抗があったりして・・なんとも、まぁ。

数ヶ月前のボクシングの試合後に面白半分で1人の男の子によってたかって「切腹コール」を起こしたボク達国民が、先日の秋葉原の事件の犯人を否定してるってんだからワケがわからない。面白がってネットに殺人予告をしたその模倣犯を、面白がって「切腹コール」をしたボク達が否定してるってんだからワケがわからない。理由なんて関係ない、どっちも悪だよ。いつだって自分の都合のいい方に流れるよ。やっぱりボク達はおかしい、間違っている。だからその時の世の中の流れがどうであろうと、例えば少なからず発言力のある人間が、アホには「アホ」と言うべきだと思う。そういう事を言っていかないとワイドショーや週刊誌の面白がり方一つでどんどんどんどんおかしな方向へと転がっていってしまうよ。視聴率が取れればいいし、売り上げが伸びればいいんだもん。ただその中にもキチンとした正義で汗を流している人達もいるから、その全てを否定することは絶対に間違いだとは思うが。その後にどんなシッペ返しがあろうと、表に立つ人間が「言う」ということを恐がっちゃいけない。舵取りの全権をマスコミに任すと恐ろしいことになるよ。ややこしい世の中だけど、「くだらない」で流しちゃいけない。なんとかしないと。いちいち言っていかないと。

今週、25日。ダイノジ大谷さんとのトークライブは、もしかするとこんな話になってしまうかも。あの人も思うところはありそうだし。

もっぱら『ドーナツ博士とGO!GO!ピクニック』の制作に追われております。今日は衣装打ち合わせをした後に本社にて脚本の直し。ボケーっと脚本を眺めながら思ったのは、ハッピーエンドのお話で笑い声が起こればそれが正義でしょう、ということ。それはこの上ない平和で・・・いや別に平和を作る為にお笑いをやっているワケではないんだけれども、だけど結果的に平和になってくれるのならば、もちろんその方が嬉しい。『日の出アパートの青春』も、夏にやる『ドーナツ博士とGO!GO!ピクニック』も、その次の『グッド・コマーシャル!』も、その次の作品もその次の作品も、ボクはハッピーエンドのコメディーしか書かない。幸せな気持ちになりたいよ。

例えば堤下(先輩)が「死ね」と言って僕の頭を叩いてツッコんだ時に、「お前らお笑いも『死ね』という言葉を使っているじゃないか」という無理矢理に混同させたあげ足の取り方をするどうしようもないバカがよく現れるけど、大きく違うのはそのとき堤下に「死ね」と叩かれたボクの気持ちが「幸せ」だというところ。受け手の気持ちがまったく違うんだよ。

誰が何と言おうと、幸せなモノを作りたいなぁ。幸せなモノで笑いたいなぁ。毒っ気がない?おおいに結構。どこぞの宗教に入っているわけでもなく、信仰しているものなど何もないボクが、唯一寄りかかれるものがお笑い。ボクはコイツを信じているし、コイツに救われた人も少なくはないハズ。だから邪魔だけはして欲しくないんだ。ネタの邪魔はね、あなたが毎日手を合わせている神様が蹴飛ばされるのと同じ。そりゃ許せないよ。そういえば織田君伝えに「ルミネの支配人さんがまだ気にしている」と聞いた。本当にもう何も思っていない。これからもルミネを頑張る。ボクはルミネが好き。支配人さんが気持ちのいい人だし、なによりルミネがお笑いを作っているから。

いつだってイェイイェイ!Wピースだぜ。

2008年6月

Posted by nsnkouron