2008年7月 7日 (月) オッサンの夏


 

舞台や映画を観に行っても、いつも見るのは脚本ばかり。脚本絶対主義、演出そっちのけ・・・という、ひどく偏った見方をしていたボク。とは言っても今でもその根本が変わるなんてことはないんだけれど、だけど演出も大変なお仕事だという事を自分がやってみてようやく気づく。今までソコを注意して見ていなかった自分に悔いる気持ちと、演出家さんに対する「ゴメンなさい」という気持ち。『ドーナツ博士とGO!GO!ピクニック』で脚本・演出をさせてもらい、演出に奮闘する毎日を送っておる西野でございます。

キングコングの漫才のネタ合わせでは絶対に使わない部分にまで気を使わなければいけない。今日も梶原とネタ合わせで喧嘩になった。だけどそれが別にどうってことなかったりする関係。その次の瞬間にラジオでゲラゲラ笑い合えるし、それがコンビ。ボクは梶原にしかアレコレ言ってこなかったから、以外の人との接し方というのはどうすればいいのやら・・・。躓いている部分をいちいち止めて、皆の前で注意してしまうのもどうかと思うし、いいかげん演者さんの気持ちも折れてしまうだろうから、その人のミスの注意は2回くらいで止めておいて、あとは気づかないフリ。気になった点は個人的に言うか、次の通しの時に注意する。演者さんのやる気を損なってしまっては元も子もない。この辺が難しい。いやはや。まぁ、面倒くさい部分は演出助手の糞ダルマにまかせているので、ボクは幾分ラクではありますが。

とは言え、少しづつに形になっていく過程を見るのは楽しい。そして思ったこと。ボクがとやかく言いすぎるよりも、やはり演者さん同士が自分達で頭を悩ませて見せ方を考え合っている姿が一番正しいのではないかと思う。ボクは軌道修正するくらい。今日の稽古はそれが見れたので嬉しかった。チームワークも生まれてきて、それは微笑ましい限り。

今日はラッキィ池田さんも稽古場に来られて、みんなで振り付けの稽古。オッサンが集まって夜中に踊っている様は滑稽。皆、デレデレしながら踊っていた。「夏っぽくてイイネ!」とは平成ノブシコブシ吉村。盆踊りのようで、確かに夏っぽい。もう、夏かぁ・・。

明日は朝から皆でレコーディング。オッサン達は唄を口ずさみながら、そして「また明日~」なんて言って帰っていった。

どうやら青春している。

2008年7月

Posted by nsnkouron