2008年7月12日 (土) 「人の為に~」ウンコ臭い歌詞だとは思っていたけれど・・


 

その次の舞台『グッド・コマーシャル!』の主題歌を某アーティストさんにお願いしようかと思っていたんだけれど、『GO!GO!マカロニ怪盗団』の出来があまりにも良かったので、このクオリティーまでもっていけるのだったら、もう自分達で作ってしまおうかと思っている。そうなってくると今回の舞台での須藤さんとの出会いというのは大きい。須藤さんがボクの何を面白がってくれているのかは自分ではわからないけれど、ボクの音楽に全面協力というスタンスを取ってくれている今のうちに甘えてしまおう。「コメディーをやろう」と思った時からずっと探していたんだよ、こういう人。イメージに近い楽曲を探すよりも、そりゃ作った方が自分のイメージから1ミリのズレがないのだもの。世界中のどこを探したってマカロニ怪盗団を唄った唄なんてのは存在しないわけで・・「それならば作ってしまおう」ということなんだけれどボクは音楽ド素人。そこにきての協力助っ人である。尾崎豊さんのプロデューサーをしていた当時、まさか自分が将来、ウンコ芸人の悪フザケの音楽を作るなんて夢にも思わなかっただろう。ウッシッシ。

『ドーナツ博士とGO!GO!ピクニック』はもうすぐ初日を迎えます。そこまではキチンと見送って、そして次の舞台の制作に入ろうと思う。脚本は大体まとまとまっているから、それこそ音楽作りだ。それこそまさか自分が音楽を作るなんて思いもしなかったけれど、落としどころがお笑いならばボクはそこに何のためらいもない。『日の出アパートの青春』ではラストにウルッとくるような感動のシーンを入れているんだけれど、結局ソレというのは最後の大オチのフリでして、そこで爆笑が欲しいが為のお涙頂戴だったりするわけで、曲を作るのもソレと同じ。お笑いを観るためのドキドキ感を演出する客入れ時の曲だとか、オチ一つ手前の感動の曲だとかは例えば『はねるのトびら』でボクがおかしな扮装をしないのと、海に落ちないのと同じで、キングコングの漫才でボクが正論しか言わないのと同じで、「フリ」というお笑い作りです。ボクの大好きなお笑い作りです。

そしてそのモノ作りの過程。モノを作るモチベーションというか、最初は「お客さんに喜んでもらいたい」という、そういった不特定多数に向けて作り始めるんだけれど、途中からはボクとお客さんのその間に入ってくるスタッフさんに向ける熱が高くなってくるのです。これは多分、その人が今回の作品を世に出す為に奔走している様を目の当たりにしているからだと思う。情が沸いて当然。そして結局、その人が喜んでくれることを嬉しいと思うようになってくる。いつもそう。絵本制作なんてもはやそうなっているし、わかりやすく言えば『日の出アパートの青春』なんて新田さんに向けたモノになっていたもん。もちろんお客さん在りきだけどね。今回の舞台のことでたくさん汗を流してくれた須藤さんが喜んでいる顔を見たいと思う。舞台音楽は本業とは少し外れたところだっただろうし・・ボクは自分がどうなろうが、とりあえず須藤さんが何をアクションを起こそうとした時に自分が必要とされたならば、もう全力で協力しようと思う。

そんな事を思うようになりました。

2008年7月

Posted by nsnkouron