2008年8月12日 (火) 職業欄に「漫才師」と書く


 

例えば『はねるのトびら』は何千万人が観ていて、『KING KONG LIVE』はせいぜい2~3百人。それでも今日も『KING KONG LIVE』をやるのは、「漫才師がTVに出ている」という絶対の順番を守る為。とはいえ、TVを見る側からすれば「TVでしか観たことが無い」という人がほとんどだから、そうとってもらえないのが自然なのだけれど、とはいえやはり自分の中ではキチンと順番を整理しておきたいもの。ここを整理しておかないと自分の職業が何だかわからなくなる。そんなフワフワした答えは嫌いだから、今日も『KING KONG LIVE』、漫才ライブ。

決してこなれてきたワケではない。本番前にはしっかりと緊張もするし、ネタ合わせもする。ただ、4月から2週に一度のペースでやってきた『KING KONG LIVE』が、ここにきて当たり前のようになってきた。これは素晴らしいことだと思う。自分で言うのも気持ちの悪い話なんだけれど・・だけど、そう思う。いつかここでもそんなようなことを書いたと記憶しているが、「人が息をするくらい当たり前に、漫才師が漫才ライブをしたいもんだ」と考えていて、最近はそれに近づいてきたように思う。

偉大な先人が作った漫才を見てわかるとおり、残る漫才というのはどうやらブームや何やらで出来上がるものではない。やはりコツコツと、ひたすら積み重ねていくしか方法がないのだ。そもそも時間がかかるものなのだから、ボク達はソレに時間をかけなくちゃいけない。他でどんな仕事をやっていようとも、漫才師として生きるのならばそうだ。

最近は『ドーナツ博士とGO!GO!ピクニック』の取材が多く、合わせてM-1のことを聞かれることが多い。そこでは決まって「どうしてM-1に出るのですか?正直、守るものもあるのでは?」てな質問をよくされるんだけど・・・答えを言ってしまうと、守るものがあるから出るのだ。番組MCの言葉に説得力をつけるには最もは年齢なんだけれど、歳をとるまで待っていられない。そこで、「日本一」なんてのはもってこいだ。そういった「守るもの」に還元できれば・・と思っているのが出場理由の一つ。あとはこれが一番の理由。「漫才師だから」、漫才師だから出る。出られるうちは出る。そんだけ。

『KING KONG LIVE』にお越しくださいました千葉県八千代の皆々様、今日はどうもありがとうございました。今日、皆様の前で漫才を披露した漫才師は、こんなことを考えております。また日本中を一周したら戻ってまいりますので、その時はどうぞ宜しく面倒みてやって下さい。

さて明日は『ドーナツ博士とGO!GO!ピクニック』、天気は・・・・よし、晴れだ。

2008年8月

Posted by nsnkouron