2008年9月 3日 (水) 出会いには理由があるらしい


 

今日は朝から『グッド・コマーシャル!』のポスター撮影。カリカさん、平田敦子さんという先輩方を朝の7時半から働かせて、こりゃ脚本を面白くせんとマズイことになるぞ。より良いポスターにする為に、撮影もなかなか長丁場。それでも文句一つ言わず(家城さんを除く)、最後まで付き合っていただいて感謝感謝。おかげできっと素敵なポスターになると思います。ポスターは分かりやすい。ここを妥協してしまう人の舞台というのは、やはり妥協している部分が他にもあるもん。信用問題ですよ、これは。舞台セットにしてもそうだ。そうなってくると予算の問題も入ってくるけれど、それでもその中で「何かアイデアで・・」と足掻いている人の舞台と、「金がないからしかたがない」という理由で諦めてしまう人の舞台とでは、ボクはやはり前者を観たいもの。劇場に入った時点でね、胸をワシ掴みされるような空間を作っていて欲しいと思うよ。それは客入れの音楽にしてもそう。衣装や小道具にしてもそう。舞台のその空間に存在する全てのモノに「楽しませよう」という気持ちは入っていてほしいものです。

昼前には撮影を終え、そこから車を飛ばして次はレコーディングスタジオへ。趣味で組んでいるグッドモーニング・ジョーというバンドのメンバーや、須藤さんをはじめとする音楽スタッフさんを交えての音楽作り。『グッド・コマーシャル!』のエンディングで流そうと思っている楽曲をレコーディング。これが今回のテーマソング。前回は後藤ひろひと大先生、さて今回は誰に唄ってもらいましょうか。アホなフリをして大物に唄っていただこうかと企んでいる。上手くいくかな?いくといいな。

それにしても須藤晃は凄かった。ボクはギターのコードを4つくらいしか押さえられなくて、いつもその拙いギターとグッチャグチャに汚い声で搾り出したヘッポコソングを(それでも自分的にはかなり気に入っている曲。恥ずかしいから「ヘッポコソング」と呼んで誤魔化している楽曲)を、ものの見事にカタチにするんだから。実は働いているところを見たのは今日が初めて。仕事が早いのなんのって。バンドのメンバーがボクのヘッポコソングをかなりの状態に持っていってくれて、須藤さんが仕上げ。そんで出来上がった楽曲はワンダフォー。この曲が11月の神保町花月で流れると思うと鳥肌もんです。もしかすると10月の中野のStudio twlでやるプレ公演にも間に合うかも。嗚呼、楽しみ。しっかし、いい趣味を見つけたなぁ、なんてったって舞台に繋がってるんだもの

そしてもう一曲。今度はコードも押せない曲だから、ボクの鼻歌。隣にバンドのメンバーであるチョッパーMASA君に(バンドマンっぽく「君」と呼ぶ)ついてもらい、鼻歌を辿ってギターのコードを探してもらう。ボクの仕事は「違う、そう!違う、そう!そう!」という偉そうな役割。そして全てのコードが無事に見つかって、鼻歌を録音。須藤さんに渡し、今度はこれをビッグバンドっぽく仕上げてもらうよう要求。『グッド・コマーシャル!』の客入れで流そうと思っているんだ。仕上がりが楽しみ。それにしてもなんとまぁ頼もしい音楽チームだこと。

帰り道、車の中。今日できたばかりの音楽を流しながら、思う。モノ作りのチームが少しずつ集まってきた。デザイナーの福田さんや、スタイリストの大口さん、音楽の須藤さんや、イラストレーターのしんじさん(もうすでに別件で動いてもらっている)、振り付けがある時はラッキィ池田さん(ラッキィ池田さんに関しては別の機会でキチンと書きたい)・・・本当に素晴らしい仕事をしてくれる人達ばかり。だんだんとモノを作りやすく、以前に比べカタチにしやすくなってきている。やはりモノ作りは一人じゃダメだ。互いの得意分野の集合体がチームとして最もかと。いつか皆で大きいモノを作りたいと思ってしまう。作る為に出会ったよ。まぁ、梶原も。

明日はKING KONG LIVE 宮崎公演。こちらは梶原と二人で作っているモノ『漫才』、19歳の頃から一緒に作っている。よくもまぁ飽きずに。結局、シンプルな物って飽きないね。

明日も笑わせたいな。

2008年9月

Posted by nsnkouron