2008年9月16日 (火) プレイ


 

キングコングライブの事を少し。本番前のネタ合わせを2本に絞ったのは今回が初めてで、とかくその2本に集中してやったのであります。それが今回の失敗で・・。広島は梶原の奥さんの地元ということで奥さんの親御さんもライブに来られていて、本番前に集中して合わせたネタ合以外のネタに梶原にとっては大変都合の悪いネタが入っていたのです。言ってしまえば、そのネタは梶原がバツイチということを自虐的に叫ぶもので、二人共そのネタのことをスッカリ忘れておったのです。「あ、そういえば!」と気づいたのは、お互いにバツイチネタに突入する5秒前くらいで、その勢いはもう止めることはできず、奥さんの親御さんを前にバツイチを叫ぶ宣戦布告ヨロシクな光景に、ネタ中に笑いが止まらなくなってしまったボクでありました。くしくもバツイチを何度もかぶせるネタなもんで、梶原が涙したのは言うまでもありません。

とは言え、とても楽しかった『KING KONG LIVE 広島公演』、チケットは完売だけど300人弱というキャパ。ライブ前に岡山で2000人のライブがあって、そこでも漫才をしたけれど、それはそれで楽しいものだったが、やはり300人弱くらいの小屋が漫才をするのには心地がいい。このキャパで漫才をずっと続けていけて、それで飯が食えたらいいのになぁ・・・そんな事を思う。それで飯を食っていても誰も文句が言えないくらいの内容であるのになぁ。頑張るべ。日付の上では明日が『第28回 西野亮廣田独演会in山口』、広島から近いし、もしかしたら今回のお客さんにも逢えるかも。楽しみだ。

東京に戻ってきて、絵本制作、最終章6ページ目。このページもなかなか苦戦してはいるが、この文章を書き終えたら朝までやる予定で、きっと今晩中には終わると思う。

そんな絵本制作を一旦中断して、神保町花月の事務所で舞台セットの打ち合わせをしてまいりました。机に広がった紙に「こんな感じで・・」とペンを走らせ、舞台美術さんにイメージを伝える。そんな矢先、「西野さん、ニュースです!」と神保町のスタッフさん。どうしたのか?と尋ねると、「玄関と窓枠をくれる人が現れました」で現場大爆笑。先日、このブログにて「舞台セットに使う玄関と窓枠をくれる人、募集!」とアホな文章を書いたのがヒット。神保町花月に連絡をしてきてくれたそうな。ボク自身、玄関を人にあげようなんて思ったこともない。そもそも玄関をあげるシチュエーションとはいつだ?とかく、そのお方の遊び心に神保町の事務所は揺れたのです。

モノを作る時には何かと予算がつきまといます。「自腹で何とかする」という方法はやはり会社的にはNGでして、なので例えば小道具を凝りたかった『ドーナツ博士とGO!GO!ピクニック』なんかですと、自分のギターを友達のイラストレーターに「酒おごるから」でお願いしてペイントしてもらったり、スタイリストさんにお願いして帽子を買ってきてもらって、「コレ、普段かぶるヤツ」という逃げ方をしたり、それらは私物であるから私物にお金をかける分には会社のストップも入らないので、とにかく「私物を小道具に使う」という抜け道を利用したのです。

同じように今回の舞台のセットにもかけられるお金というのには限があって、その中でいかに楽しいモノを作るかで、そんな時に「しかたない」という言葉は使いたくないのです。何か糸口があるハズで、それを考えるのも楽しいからなのです。「しかたない」はその楽しさを一つ無くしてしまう言葉です。事実、遊び半分で「玄関募集」でヒットして、事務所で皆して笑ったわけですから。引き続き、神保町花月事務所まで「玄関と窓枠」を募集したいと思います。できれば写真を同封してもらえるとありがたいです。ボクのできるお礼を何かしたいと思います。

そんでもって、舞台セットの話は「床をどうするか?」ということになりまして・・「部屋の中だから、全面カーペットじゃなきゃ嫌だ」とボクのワガママが炸裂いたしまして、美術さんやスタッフさんが頭を抱える中、「玄関が来たんですよ?玄関がいらないと思ったことあります?だけど、カーペットがいらないと思った事はボクはありますよ。なので、絶対にきますよ」とボク。

そうです。次は、カーペット募集なのです。「カーペットいらなくなったし、どうせならグッド・コマーシャル!で使って」とお考えのあなた、神保町花月まで一報ください。

俺達は、君のカーペットを待っている!

あぁ、楽し。

2008年9月

Posted by nsnkouron