2008年10月 6日 (月) ロバート


 

自分が参戦すらしていない時のM-1グランプリはとてもじゃないけど観られなかった。、それは後ろめたさからくるもので、その時期は胸を張って「自分は漫才師だ」と言えなかった。その頃のM-1グランプリをちゃんと観ようと、DVDを求めTUTAYAへ走ったのがようやく去年の話。

「キングオブコントが今度始まる」と聞いて、自分達は参戦しないものの、あの時のM-1のとはまったく違う感情だったのは、やはりそれは「土俵が違う」と素直に思えたから。こうなったらボク達キングコングは「キャッキャ」とハシャぐお客さんモード。まったくの外野からの観戦。自分達のラジオで優勝予想なんかもしていた。ちなみに梶原はFUJIWARAさんで、ボクはバナナマンさん。予想の時にはねトびメンバーを外すことにしたのは、やっぱり応援の気持ちが強すぎて、二人ともはねトびメンバーを予想に入れてしまうから外して考えることにした。それでもお互いが選んだコンビには「このコンビに優勝してもらいたい」という気持ちが乗っかっていた。そしてボクはキングオブコントはバナナマンさんが優勝すべき大会だと思った。ちなみに言うと、キングオブコメディさんも応援していた。決勝でその姿を是非見たかったコンビ。だってメチャクチャ面白いもん。

そんなこんなで今日のキングオブコントはTVの前で観た。ワガママを言って会場で観させてもらおうかギリギリまで悩んだけれど、それは迷惑以外の何ものでもないから大人しく自宅で。大谷さんが口を酸っぱくして言う「物語が大事」といのが如実に出てたなぁ。結局、結果を見たいんじゃなくて、物語の延長である結果を見たいんだ。それでも大会は興奮はしたよ。

次々にネタが披露されて、ロバートの順が回ってきた。トゥトゥトゥサークル。イントロが流れた時点で笑いが起こっていて、それは本当にすごい事だと思った。ボクは漫才師で、キチンとコントに首を突っ込んだことのない人間だから内容どうこうは言えないけれど、とにかくムチャクチャ面白くて、そしてロバートの調子がとても良かった。それは板さんもコメントで言ってたね。だけどあれがロバートなんだよ。舞台袖で芸人さんのネタを観るのが大好きなボクだけれど、裏笑いなんてのはボクはまったく認めていなくて、何が嬉しいかって、ロバートのネタでお客さんが手を叩いて笑っていたこと。それが全てだとは思わないが、重視すべきことだとは思う。ボクは誰が何と言おうが、どこでどんな結果が下ろうが、日本一のコント師は秋山竜次だと今でも思っている。そしてその秋山竜次を前に押し出してくれるヒロシと馬場チャンが大好き。ロバートが大好き。カッチョ良かったなぁ、今日のロバート。

次に出てきたバナナマンさんがそのロバートを上回ったのはさすが。ロバートを越された悔しさと、さすがのバナナマンさんという嬉しさが混じって変な気持ちになった。ロバートがネタを終えた瞬間はロバートの優勝を考えていた人も少なくないはず。なんだか去年のM-1を思い出した。今回のキングオブコントでボクが一番興奮したのがココのぶつかり合い。TVの前で一人ハシャいでいた。そのボクは完全にお客さんで、TVの中にいる芸人さんに一喜一憂した子供の頃を思い出した。

キングオブコントという大会が嬉しかったのは、ロバートがコントと向き合っている姿をお茶の間に見せられたということ。やっぱり秋山竜次の一番の魅せ方はロケでもなくトークでもなくコントだもの。それをお茶の間に提示できて良かった。本当に良かった。大会が近づくにつれ、夜中の本社でロバートと会う機会が増えたんだ。その都度メチャクチャ嬉しかったよ。大事なのはきっと、そこに向かおうとすることなんだ。

次はボクの番だ。

M-1グランプリの予選が始まったよ。とりあえず明日は『KING KONG LIVE 群馬公演』

漫才やってきますわ。

2008年10月

Posted by nsnkouron